有効な相続対策とは?
節税対策、納税資金対策、争族対策の3つの対策を、バランスよくすることです。相続対策の内容
相続には、予防、つまり事前の対策が非常に大切です。事前の準備しだいでは、相続税が5割以上、場合によっては8割以上も安くできるのです。これは、確かなことです。事前に計画的に準備をしていれば、効果的な節税、つまり税金を安くすることは十分にできます。しかし、予防相続というのは節税対策だけではありません。
重要な柱として次の3つがあげられます。
1つ目は、節税対策(税金を安くすること)です。
2つ目は、納税資金対策(相続税を納めるお金を用意すること)です。
3つ目は、争族対策(相続人の間で争わないようにすること)です。
納税資金対策と争族対策も、相続を考えたときには、とても重要なことなのです。
例えば、財産を現金で持っているよりも土地で持っておいたほうが、相続税は安くなるかもしれません。しかし相続を受ける人が、相続税を支払う現金を持っていないのであれば、結果的には現金を相続したほうがよかったということもあります。
また、節税対策と納税資金対策がうまくできたとしても、相続人の間で争いが起きるのはつまらないことです。相続前には、仲のよかった兄弟同士が、相続を境にして、口も利かなくなるケースは多々あります。ですから、3つの柱で十分に予防相続を行なう必要があるのです。
納税資金対策
いくら節税対策をして相続税が安くなったとしても、その安くなった相続税を納めることができなければ意味がありません。納税資金対策として、相続が起こった後に有効なのは、延納と物納です。相続税を納めるときに、手元に現金がなくても納めることができます。しかし、できれば相続が起こる前に準備をしておくべきです。事前の準備として、遊休不動産の売却をすすめます。また、遊休不動産を持っていない人は、生命保険に加入して納税資金対策に活用するとよいでしょう。ただし、納税資金対策として有効な種類の生命保険に加入しないと意味がないので気をつけてください。
