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自用地(更地)と貸宅地(人に貸している宅地)の評価額は?

 貸宅地の評価額=自用地の評価額−借地権の評価額となります。
 

自用地(更地)と貸宅地(人に貸している宅地)の評価額

 ある場所に2つの土地があるとします。同じ場所にあり、同じ面積だとします。一方は更地であり、もう一方は他人に貸して家が建っている土地です。どちらの土地の方が高く売れるでしょうか。もちろん、更地のほうが高く売れます。
 家が建っている土地を更地にするためには、立ち退いてもらう(立退き料を支払う)必要があります。ですから、他人が借りている土地よりも更地のほうが高く売れることになります。相続税の財産評価においても同じような考え方がもちいられます。
 また、自分や自分の親族の家が建っている宅地(自宅用の宅地)も、すぐに更地にできるので、更地としての評価となります。このように、他人に貸していない宅地のことを自用地といいます。
 他人(第三者)に貸し付けている宅地を貸宅地といい、自用地に比べて評価額が安くなります。それは、貸宅地には借地権が設定されているからです。
 自分の宅地だからといって、自由勝手に処分することはできないため、税法上の評価額(財産評価額)も借地権の分だけ安くなります。
 貸宅地の評価額=自用地の評価額−借地権の評価額となります。
 借地権の評価額は地域によって異なりますが、自用地の評価額の60%〜70%となっているところが多いです。したがって、貸宅地の評価額は自用地の評価額の30%〜40%となります。
 
貸宅地の評価額
 

   
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